SOLD OUT
約1億年前 白亜紀前期、人類が現れる遥か昔の時代を生き やがて化石(真珠層)化したアンモナイトと、悠久の時を経て形成された美しいオイルインクォーツを、生命の蠢き、またその根源である海のしぶきを模した白真鍮に留めました。
長い年月をかけて表面の組織が真珠化したアンモナイトは見る角度により 赤、オレンジ、紫、青、と玉虫色に表情を変えます。採掘される中でも青や紫に変色する個体はレアなのだそう。こちらのアンモナイトは渦中心部の青紫と緑がメインで、外側に行くにつれて赤やオレンジ色が部分的に見える珍しいタイプです。
また、真珠層が剥がれて内部のカルサイト化した組織もはっきりと確認することができます。ブラックライトによってオイルインクォーツ内部のオイルが青白く光るように、カルサイトも明るいオレンジ色に蛍光します。
こちらのオイルインクォーツはオイル内部に極小の気泡も確認することができ、装着時に腕を動かして中の気泡を浮かせたり沈ませたりして遊ぶことも可能です。
【アンモナイト】.....実はイカやタコなどと同じ「頭足類」の仲間。古生代シルル紀〜中世代白亜紀末までのおよそ3億5000万年前後の間、海洋に広く分布し繁栄した生物のひとつ。多くの種が平らな巻き貝のような形をした殻を持っているのが特徴。古代地中海においてアンモナイトの化石はギリシアの羊角神「アンモーン」から名を取って「アンモーンの角」として知られていた。博物誌においては「エチオピアの聖石の最たるもののひとつ」として紹介されており、こうした伝統を踏まえ「Ammon」に岩石・鉱物を意味する「 -ite」を添えて「ammonite」の名がつけられたと言われている。
【オイルインクォーツ】.....内部にオイル(石油)のインクルージョンを含むクォーツのことを指します。オイルの色は無色・黄・褐色・青緑・黒などが確認されており、この色はオイルの酸化具合によって変わると考えられています。オイルは色が薄いほど高品質とされており、今回使用したオイルインクォーツは若干黄色みを帯びた透明色であるため、かなり高品質なものにあたります。
クォーツは火山噴火の際にマグマの熱によって酸素とケイ素が水に溶かされた後に冷えて結晶化した鉱物です。世界中の火成岩・変成岩・堆積岩から採掘することができ、地殻を構成している重要な鉱物です。クォーツの生成の過程で空洞が生じ、そこに石油が流れ込み閉じ込められた状態で結晶化が進み、オイルインクォーツが形成されます。石油産出国であるパキスタンやアラブ首長国連邦などで多く採れますが、アメリカ・ニューヨークで採れるハーキマーダイヤモンドなどでもオイルインのものが確認されています。
【杜計】 tokei
杜 : [ト・モリ]
樹木が茂っているところ、木がたくさん生い茂っている様子。
計 : [ケイ]
物事を数えてはかること。
何百年、何千年、時には何万年と、人の一生よりも遥かに長い年月をかけて様々な模様を作り出す鉱物や化石をトップにあしらった杜計(トケイ)。
普通、「トケイ」と聞くと「時計」(時刻を示す、または時間をはかる器械)を思い浮かべますが、「杜計」とはいわゆる文字盤ではなく、ただただそこに存在している時間の結晶のことを指します。
多くの情報が行き交うこの頃、その時々の時間を計る道具としてではなく、慌ただしい日々を忘れ、ただそこにある時間の結晶に思いを馳せる装身具として使って欲しい、という願いを込めて作りました。
使用している博物は全て1点ものなのでそれぞれの個体に合わせて真鍮の枠を手作りしており、ベルト部分は手首にフィットするよう、柔らかくしなる墨色の皮革を使用しています。真鍮も皮革も経年劣化により渋くかっこいい雰囲気に育てられるので、そこも楽しんでいただけるポイントとなっております。
素材
stone : オイルインクォーツ(パキスタン産)
fossil:アンモナイト(マダガスカル産)
base : 白真鍮
belt : 牛革(black)
サイズ
stone : w 6mm, d 9mm, h 5mm
ammonite:w 30mm, d 27mm, h 8〜10mm
belt全長 : 24cm
着用モデル手首周囲:13.5cm
✴︎手首周りはmin15cm〜max19.5cmでお作りしておりますが、ご希望の手首周囲サイズがありましたら備考欄にご記入いただけましたらベルト部分を付け替えてお送りさせていただいております。
✴︎使用している天然石や化石は全て天然のものを使用しております。内包されている天然石特有のインクルージョンやクラックなどは、石の魅力としてご了承いただきますようお願いいたします。